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強化された機能

ブラシの描画速度がスピーディに

開発元のCorel のリリースによると、『Painter Essentials 3』では、前バージョンに比べて最大10倍の描画速度にまでスピードが最適化されたブラシもある。とのことです。それがどのブラシか、までは言及されていないのですが、全体的にソフトウェア全体がブラッシュアップされたようで、実際に速度が向上しているのは確かなようです。

デジタル水彩ブラシを搭載

『Painter Essentials 2』には「デジタル水彩」ブラシがなかったので、一応、新機能とも言えるのですが、遠い昔の『Painter Classic』などには「水彩」ブラシはあったのでした。この不憫なブラシは、Painterの歴史のなかでも、とても紆余曲折があったので、ちょっとひとことでは説明が難しいのですが……。

ともかく「手軽な水彩」といえる「デジタル水彩」ブラシが搭載されました。これは、とても喜ばしいことです。未体験のかたは、ぜひ、試してみてください。

Photoshop(.psd)形式のサポート

『Painter Essentials 3』で、いよいよPhotoshopのネイティブファイル(.psd)形式の読み込み、書き出しをサポートしました。
レイヤーを保持したまま、読み込み・書き出しが出来るほか、PhotoshopのCMYKのカラーモードも開くことができます。
ただし残念ながら書き出し時はRGBのみの対応である点、また、テキストレイヤー等、Photoshopで使うことのできる、すべてのレイヤーが、通常レイヤーに変換されてしまうため、作業時には注意も必要です。しかし、制限こそあれど、Photoshop形式に対応したことは非常に嬉しい機能といえるでしょう。

Apple iPhoto及びCorel Photo Albumとの連携

『Painter Essentials 3』では、Apple iPhotoとの連携が可能になりました(iPhoto の「環境設定」の変更が必要。Macのみ)。また、Corel Photo Album(WIndows版のみ)から直接、画像を送信できるようになりました。

Corel Paint Shop Pro形式のサポート

『Painter Essentials 3』では、Paint Shop Pro ファイルを直接開くことができるようになりました。(WIndows版のみ)