『Painter』 BEGIN

リアルな紙質表現

『Painter』といえば,欠かすことができないのがテクスチャ。絵や写真に,簡単に紙の質感,風合いを出すことができます。

テクスチャは,デフォルトで,こんなにたくさんの種類が収録されています。また,Extraとして,これ以外にも登録できる追加テクスチャが収録されていますし,もちろん自作することも可能です。

『Painter』のテクスチャは,『Photoshop』のように「フィルタ」で効果を与えるだけではありません。選んだテクスチャにあわせてブラシのタッチが大きく異なります。「砂目チャコールペーパー」や「麻キャンバス」,「羊皮紙」に「木目」,「古い舗装路」なんてものまであります。古びた舗装道路に,白いチョークで落描きをする。なんてことも『Painter』ではデスクトップ上でできてしまうのです。


これは,同じブラシで,テクスチャを変更して線をひいてみた例です。まったく同じブラシでもテクスチャを変えるだけで,これだけ表情が変わります。きっと素材作りに役立ちます。

先ほど,『Photoshop』の「フィルタ」で効果を与えるだけではありません。と申しましたが,もちろん,エフェクトに利用することも可能です。任意の写真やイラストに,紙の質感を与えたいときは,「効果」メニューの「表面テクスチャの適用...」を利用すると簡単です。画像に対して,均一にテクスチャ効果を与えることができます。しかし,均一すぎて,少々,機械的な印象を与えかねないのも事実です。

そんなとき,活用できるのが「フォト」ブラシ。この「フォト」ブラシは,写真加工用の機能をブラシとして特化させたもので,このなかに「テクスチャ追加」というバリアントがあります。これを,うまく活用するだけで,簡単に,その紙質にプリントアウトしている写真のような表現が可能です。

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