DO NOT EAT.jp

これは，ユーザ側の動作環境によって大きく左右されると思います。Painter8でも快適に動いていたというユーザもいるでしょうし，もし，Painter6以前の古いバージョンのような快適さを求めてPainter IXに期待しているユーザもいるかもしれません。
私の感覚では，体感速度は速くなっているように感じます。しかし、処理の重いブラシは，Painter IXでも重いと感じますし、10倍という速度を鵜呑みにすると危険かもしれません。でも全体的にキビキビ動いていて、Painter8に比べると、だいぶ改善されているようです。

私の感覚では，もう十分，Painter6以前の描き味は再現できていると思います。
ユーザによっては「Painer IXのデジタル水彩は，まだまだPainter6以前の水彩を再現しきれていない」と指摘するかたもいるかもしれません。しかし，Painter IXのデジタル水彩は，Painter6以前と比べて，スポイトツールも使えるようになっていますし，各レイヤーごとに重ねて使えるなど，総合的な面で大幅に機能が強力になっています。
もしかしたら，Painter IXの「デジタル水彩」に，まだまだ不満を感じるかたもいるかもしれません。 しかし，Painter IXならではの新しい表現方法もあることは確かです。

Painter をメーカーにユーザ登録しているかたは，アップグレードの案内が届いていると思います。その案内に従って処理を行ってください。
もし、アップグレードの案内が届いていない場合や、メーカーに直接、申し込むのが手間がかかると感じる場合は、『アップグレード版』も用意されています。これを購入すれば問題なく利用できます。が、ただし、この『アップグレード版パッケージ』でアップグレードが可能なのは、Painter8、Painter7、Painter6までのユーザです。
Painter5.5以前のユーザは、『乗換アップグレード版』というパッケージで対応しています。価格は少々割高になってしまいますが、新規に『Painter IX』を購入するよりもお求めやすい価格設定となっています。最近のソフトウェアは、アップグレードポリシーという決まりがあり、ある程度古いバージョンからのアップグレードは認められていなかったり、あるいは割高になってしまう傾向にあります。毎回アップグレードする必要はありませんが、同じ製品を使い続ける場合、適度なタイミングでアップグレードしておくと良いかもしれません。なお、この『乗換アップグレード版』は、『Painterバージョン5.5 以前』、『Painter Classic』、『Painter Essential』、『Painter Essential 2 以上』、『Painter アカデミック版』、『Painter Adobe Photoshop 6,7,CS 以上』、『Painter 水彩 5,6,7 以上』に対応しています。また、店頭で購入される際は、対象製品の所有証明が必要なのでご注意ください。

残念ながら利用できません。
Mac OS X （10.2.8 以上)を対象としております。なお，MacOS Xでは，Open Type フォントに対応しているというメリットがあります。

残念ながら利用できません。
WIndows OSで対応しているのは，Windows 2000，Windows XP のみです。

ツールボックスにも，回転ツールというのがありました。しかし，あくまで作業用の回転であり，作業状況を回転させる。というものでした。
Painter IXから搭載された「キャンバスの回転」は，「作業環境」ではなく，「開いている画像そのもの」を回転してしまいます。レイヤーを回転させるのと同様の感覚で，画像を回転させてしまいます。これまでは，1度，レイヤーにした状態でないとできなかったため，解像度の高い画像を回転させるときなど，処理に負荷がかかっていました。しかし，Painter IXからは，レイヤーにする必要なく，そのまま回転させることができるので，デジタルカメラで撮影した縦型の写真などを加工するときに非常に便利です。

アカデミック版はあります。既存のパッケージより割引価格で購入することができるお得なパッケージです。学生のかたや教育関係者は，ぜひお得なアカデミック版をお求めください。