逆光レイヤーをつくろう

Illustratorのフレアツールをレイヤーに書き出そう

逆光レイヤーをつくろう

Photoshopのユニークなフィルタ機能のひとつに「逆光」フィルタがあります。この「逆光」フィルタがレイヤーとして分離できたらいいのに。と思うことも多いでしょう。

対応アプリケーション: Illustrator + Photoshp (Painter)

Step.01

Photoshopで、「逆光」フィルタを使うとき、選択範囲内にピクセル情報がないと、フィルタが適用できません。

そのため、「逆光」フィルタを利用して、太陽の光を可搬性のあるレイヤーとして作成する際に、これまで制限がありました。

しかし、これを簡単に解決する方法があります。

Step.02

Illustrator 10以上に搭載された「フレアツール」を利用してフレアを描きます。

フレアツール

Painterで読み込ませるためには、このIllustratorファイルをPhotoshop(.psd)形式に書き出すだします。レイヤーを保持するよう注意しましょう。

Photoshop(.psd)形式に書き出し

Photoshopに読み込ませるためには、とくに書出しの手順は必要ありません。Illustratorからのドラッグ&ドロップ、あるいはコピー&ペースとなどで問題ありません。

Step.03

書き出したファイルを、Painter、Photoshopでも、どちらでも好きなアプリケーションで読み込みます。ここではPhotoshopを例にして紹介します。

フレアをPhotoshopで読み込んだ状態 スクリーン合成

読み込まれたファイルそのままでは、逆光状態にはなっていません。レイヤーの合成モードを「スクリーン」に変更するようにしてください。これは、IllustratorからPhotoshopへのドラッグ&ドロップでコピーした場合でも同様です。

Step.04

これで「逆光」レイヤーの完成です。 サイズや透明度の調整も自由自在。PNG形式などに書き出せばFlashアニメーションへの転用もできます。

逆光