マスタード&トマトケチャップ
Painterのリキッドメタルで、たっぷりマスタードを利かせよう
Painterのリキッドメタルを、Photoshopで加工すると、Painterの手描きタッチを活かしたまま、マスタードやケチャップ、あるいはチョコレートなども作ることが可能です。
対応アプリケーション: Painter + Photoshop
Step.01
まず,Painterで新規書類を作成し,ダイナミックプラグインレイヤーの「リキッドメタル」レイヤーを適用します。適当にリキッドメタルで線を引いたらリキッドメタルオプションウインドウのOKをクリックして確定します。
Step.02
このファイルをPhotoshop形式に保存します。すると,リキッドメタルレイヤーは自動的に通常のレイヤーに変換されて,Photoshopで読み込めるようになります。
Step.03
Painterで作成したリキッドメタルレイヤーの上階層にレイヤーを作成します。リキッドメタルレイヤーの範囲を読み込み,マスタード色に塗りつぶします。さらにレイヤーの描画モードはハードライトを指定します(左図のYellow HardLightレイヤー)。
これだけでも,十分,チューブから捻り出したばかりのマスタードの完成です。
ただし,もともとメタルなだけあって光沢が激しくなりがちです。絵のテイストによっては,Photoshopでカットアウトフィルタを利用したり,トーンカーブで色を落ち着かせたりして,適度な光沢に調節を行います。
Step.04
ホットドッグにマスタードをたっぷりとかけてみました。
いかにもマスタードっぽく見せるためには,Painterでリキッドメタルレイヤーに描画する際に,水滴を少しずつ丁寧にずらすと,リアリティが出ます。このテクニックを応用すればトマトケチャップやチョコレート,チーズにジャムなどの表現も可能です。