Painterでグラフィックペン効果

Photoshopの定番効果をPainterで再現

グラフィックペン効果

Photoshopのエフェクトのひとつに「グラフィックペン」というものがあります。これは文字通り画像をペンでスケッチしたかのように表現できるエフェクトで,写真の加工などによく利用されます。

Painterではクローンブラシを利用することで同様の効果を作ることも可能ですが今回は「効果」を利用してPainterならではのグラフィックペン効果の方法を紹介します。

対応アプリケーション: Painter

Step.01

テクスチャの「ライブラリの読み込み...」を選択し,Paitner Ver4の 「ワイルドテクスチャ」を読み込みます。

テクスチャの選択
Step.02

「ワイルドテクスチャ」のなかからストリークを選んでおきます。

そのうえで「効果』メニューから「表面処理」の「ディストレス...」を選びます。ディストレスには「輪郭サイズ」や「輪郭量」などの6つのスライダーと適用のプルダウンメニューがあります。適用は「テクスチャ」を。6つのスライダーは左図のものを参考に,画像にあわせて調節してください。また,テクスチャーの倍率も絵にあわせて調節をすると結果がより期待どおりにいくでしょう。これで完了です。

ディストレス
Step.03

オリジナルの画像,Photoshopの「グラフィックペン」,Painteの「ディストレス」を適用したものをそれぞれ並べてみました。Photoshopは,白黒2値の画像に変換さ れ,完全に画像の明るさのみで検知するため,少々機械的な絵になります。 Painterはテクスチャをもとに効果が加わるので独特な結果が期待できます。

また,今回はストリークテクスチャを利用した作例を紹介しましたが当然,テクスチ ャによって結果は異なります。様々なテクスチャを利用して好みの「ディストレス」 果を試してみるのも良いでしょう。

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